「ねえ、このガーゼちょっと臭わない?ほら、この服の部分も…」
そんな妻の問いかけから、母乳ってガーゼや衣類に付いて時間が経つと生臭いニオイがすることがあるんだという衝撃的な事実を知る今日です。
赤ちゃんが美味しそうに、幸せそうに飲む母乳がまさかニオイの原因だったなんて思いも知りません。
今でこそ調べればたくさん情報が出てきますが、調べる手段がなかった時代は、なんのニオイだろうと一人悩む女性も多かったのではないかと思うと、情報社会ありがとうと思わざるを得ませんでした。
今日は、ガーゼに染み付いた母乳のニオイを取るのに、妻が試した効果的だった方法を書こうと思います。
※母乳に関してはとてもデリケートな問題であり、全てにおいて個人差があるそうです。わたしなんぞが言及していい問題でもないので、こちらの記事は妻チェックの下、公開しました。
目次
そもそも母乳とは…
男性にとっては、謎が多い母乳ですが(妻が授乳していても謎が多い…)、とりあえず血液で出来ているということは知られているようです。
母乳は乳房の中の毛細血管に取り込まれた血液から作られます。その際、血液が赤くなる原因の赤血球は取り込まれないため、母乳は血液のような赤色にはなりません。
https://www.amoma.jp/ch/column/baby/breast-feed/50916/
なぜ母乳が出るようになるのかについては、ただただホルモンの活躍に驚くばかり。赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、指示が出され、母乳が出るって雑な表現となりますが、なんかすごいですよね…
妊娠中から、ママの体内では母乳を作る準備がスタートしていますが、本格的に授乳仕様のホルモンバランスに移行するのは出産を終えてから。母乳分泌のメインとなるホルモンがプロラクチンとオキシトシンです。
https://www.amoma.jp/ch/column/baby/breast-feed/50916/
赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、プロラクチンが母乳を作るように指示を出し、血液で母乳が作られます。するとオキシトシンが、作られた母乳を出すよう働いて母乳が出るような仕組みになっています。
母乳は味も変わるそうな
みんなの味方であるたまひよさんによると、母乳は母親の食べたものや体調によって味も微妙に変化するそう。拝見すると、「ほんとかーい!」とツッコミたくなる内容ですが、血液が原材料となると、本当なんでしょう。
炊きたてのごはんの味に似ているとはいっても、かなりうす~い味であるとも言われている母乳ですが、血液が材料であるからこそ、ママの食べたものや体調によって味は微妙に変化します。「ひよこクラブ」の特集記事で、ママが食べたもので味がどのように変わるのかの実験をしたことがあるので、紹介してみます。
https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=2281
ガーゼに付いた生臭さとは
「ガーゼ 生臭い」で検索すると、たくさん情報がヒットするのですが、母乳を拭いたガーゼが生臭いという事実は、あるあるなようです。
そもそもの原材料が血液ということで、鉄や脂肪分などがガーゼや衣類に染み込んでしまい、ニオイの原因になってるそうな。
ヒトの汗でも衣類などに染み込んだら臭うということは当たり前なので、改めて考えると驚くことではなかったのですが、母乳やミルクを拭ったガーゼから臭うとは、想像もしていませんでした。
妻がガーゼの生臭さを取った方法
妻はこちらの方の情報を参考に、生臭さを取ることに成功したそうです。
鍋にたくさんのガーゼが浸け置きされている様子は、なんともまあ、初めて見る光景で、表現しずらい気持ちになりました。結果的にニオイも取れて一安心。
こちらの情報提供して頂いた方に感謝です。
〜用意するもの・やり方〜
【目を離していても大丈夫!ながら煮洗いのススメ】
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
鍋
水
煮洗いしたいもの(綿や麻などの温度とアルカリに強い繊維)
大きめの鍋に水と過炭酸ナトリウム(小さじ1〜2程度)とスッキリさせたいものを入れてから火にかけ、沸騰手前で火を止める。そのまま冷めるまで放置。以上!!