こちらの記事では、子供が生まれる前に読んでよかった一冊を紹介します。妻が妊娠してからいろんな本を読み漁っていましたが、 そんな中でも読んでおいてよかったと思える一冊です。
一部ネタバレになりますが、知っておいてよかったことを実体験も踏まえ、書いておこうと思います。これからパパになる人がいたら、知っておいて損はない内容だと思うので、気になった方はぜひ読んでみてください。
目次
本の概要
パートナーが妊娠して、子供が3歳になるまでにパパが抑えておくべきポイントが徹底的に網羅された内容です。
子育てという一大プロジェクトを思いっきり楽しむために、日本最大級のパパ団体が、ノウハウを総動員し、「笑っている父親になるための極意」をまとめました。
この一冊で、「ママのケア」「子どもの世話」「仕事との両立」が全てわかります!
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商品説明にもありますが、「笑っている父親になるための極意」というところが気に入っています。笑っている父親になるためには、ママや子供との関係性をしっかり築いておく必要がありますからね。
知っておいてよかった内容
「笑っている父親になるための極意」 がまとめられた本なので、正直どの内容も知っておいてよかった内容なのですが、特に印象に残った内容を書いておきます。
女性の愛情曲線
わりと知られているグラフのようですが、女性の愛情曲線というものがあります。グラフを見れば一目瞭然ですが、出産直後に夫への愛情が滝のように急降下。俗に言う「妻は子供が生まれてから変わった(白目)」というやつです。
我が家では今のところ激減現象は起こってませんが、妙な納得感のあるグラフではないでしょうか。
そしてこの妻の愛情、子育てが一番大変な乳児期をどう過ごすかによって、回復するかしないかが決まってくるようなのです。俗に言う「熟年離婚」はここらへんの背景も関わっているんじゃないかとヒシヒシと感じます。
このグラフをみて、この愛情曲線をキープした方が自分にとっても家族にとってもプラスだろうと容易に未来の想像ができたので、知っておいてよかった内容でした。
祖父母世代との付き合い方
我が家は、1年間を両親ズの近くに近居暮らしすることになっていたので、この内容は必修でした。今昔では子育ての常識が違っているので、その部分のコミュニケーションのバランスをしっかり取らないとお互いストレスが溜まってしまいますよという内容です。
また「祖父母は孫が大好きなはず」というスタンスではなく、お世話はコリゴリというタイプの祖父母もいるので、ちゃんと両親たちのタイプを見極めましょうねという話。
我が家の両親ズは、今昔の違いを柔軟に理解していて、関わりすぎず、でも助けてくれるというバランスをしっかり取ってくれているので、何ら問題にはなりませんでしたが、ふとした瞬間に「これかー(笑)」という経験もあります。
それは、わたしが沐浴を気持ちよく楽しんでいるとき、母から「ちゃんと沐浴布で両手隠してあげないと」と些細な指摘が入ります。なんででしょうねー、うるさいなーみたいな感情が出てしまうんですよね(笑)
祖父母たちの成功体験によるアドバイスなので、耳を傾けるべきなのですが、その些細な指摘が積み重なると辛いなと。
祖父母たちとも良好な関係が築けるよう、お互い認識のズレがないようコミュニケーション取るべきということが理解できました。
母乳とミルクについて
母乳とミルクについて知ろうの章では、ママにとっての授乳についてしっかり解説してくれています。特に知っておいてよかったことは、NGワード。
「絶対母乳の方がいいよ」「ミルクでもいんじゃない?」「母乳足りてないんじゃない?」みたいなよけいなコメントは、NGワードに認定されてます。
ただこの言葉、男性だったらふとした瞬間に出ちゃいそうになるときってあると思うんです。もちろんよかれと思って…わたしも妻が授乳で辛そうなとき、ついミルク足したらという言い方をしてしまい、傷つけてしまったことも…
いざ授乳が始まると、女性にとって授乳はとてつもなくデリケートな問題なんだなと向き合わざるを得ない瞬間が必ず訪れるはずなので、NGワードを頭に入れておいてよかったなと。
パパもできる基本のお世話
育児ってこういうことするんだーということが学べます。子供が生まれる前って、当たり前ですが、全然イメージできないですよね。
沐浴(もくよく)の読み方すら分からないですし、沐浴の必要性すら分かりません。抱っこやおむつ交換すら未知の領域で、慣れればなんてことないですが、それまでは未知すぎます。
そんな未知の状態のときに、パパができるお世話はこんな事がありますよと知れたことはだいぶ安心感に繋がりました。
この本はこんな人にオススメ
■パパ生活を楽しみたい
■ママと良好な関係性を継続したい
■どういう父親を目指そうか、考えるきっかけが欲しい
■パパとして知っておくべきことを知っておきたい
イラスト入りで、章ごとに分かりやすくまとまっているので、スラスラ読める本です。育児本は、モノによって小難しい内容になっているので、初心者にはピッタリな内容かと思います。
タイミングによって再読の価値がある本だったので、子供が生まれる前に手に入れられるとベストかと。
笑顔でいられるパパ生活が送れますように。