※本記事はただの日記です。
夫(31歳): 産前休暇(ただの有休) 6日目
妻 (31歳) :36週5日 妊娠10ヶ月
今日はわたしの実家前に借りたアパートの荷物整理。カーテン設置に、ガスコンロ設置にと、引っ越しは何かとモノが必要です。夜に義姉が、アパートに遊びに来て興味深い話題になりました。
完母(かんぼ:完全母乳で育てること)を望む女性が頑張っているときに、男性が掛けてあげられる言葉はあるのか、という何とも経験者でないと話せないような内容です。
義姉は、現在1歳5ヶ月の男の子がいて、完全母乳で育てたとのこと。母乳で育てた方が健康で丈夫な子が育つ、最近のミルクは十分栄養が足りているなど、いろんな考え方があるなか、義理姉は完母を希望したそう。
※産婦人科で、完母か混合(母乳とミルク)にするか聞かれるそうです。
男性の未経験者からの視点だと、子供が生まれたら母乳が自然に出るものと思っていたが、個人差があれど、母乳が出るまでの道のりや母乳をあげている過程は耳を塞ぎたくなるほど、壮絶なことでした。
乳腺が詰まるだの、乳首を吸われすぎて出血するなど、赤ちゃんがちゅーちゅー安らかに吸っている神秘的な絵面は、現実とは程遠いらしく…
そんな中、妻もできたら完母がいいなという話をしていたので、壮絶な現場にいたとき、夫としてどう振る舞うべきかという疑問を持ちます。
妻が苦しんでいる姿を見たい夫はいないでしょう。辛そうに、痛そうに母乳をあげている妻の姿を見たら、「ぼ、ぼくがミルクを、、」の一言でも出てくること100%でした。
そんな会話の折、完母を目指して女性が頑張っているときに、夫はどう声を掛けるべきかということを義姉に聞いてみました。
結論、頑張っている最中に男性が掛ける言葉はないという結果に(笑)
(提案型)
夫「(あまりにも痛そうだから)無理せずミルクにすれば…?」
妻「ひどい、頑張っているのに!!!」
(共感型)
夫「痛いよねー、痛いよねー…」
妻「痛いに決まってるだろうがボケー!お前にこの痛みが分かるのかー!」
(応援型)
夫「大丈夫、大丈夫、頑張れー!」
妻「大丈夫じゃないわーー!頑張っとるわーー!!」
と、経験者の義姉に聞くところによると、頑張ってる最中は、何言ってもだめそうだねという結論に(笑)もちろんホルモンバランスが崩れている時期なので、そう思いたくなくても思ってしまう女性が多いだろうということが前提です。
頑張っている最中は、その場になるべくいないようにして、終わったあとに頑張ったねと、声を掛けるくらいがちょうどいいだろうねというアドバイスを頂きました。
もちろんあまりにも完母にこだわりすぎて、赤ちゃんが困った状態になっているときは、柔軟な対応ができるようサポートしてあげるべきとのこと。
この話題を通して、母乳が出る出ないということもデリケートな問題なのだなと改めて認識しました。