【体験談】男性の育休中は何してる?育休から1ヶ月経ったので経過報告

育休開始から1ヶ月が経ちました。

あと12回繰り返すと育休が明けてしまうと思うと、なかなかあっという間な気がしてなりません…

育休を取ろうと決めた当初、どんな生活になるのかと想像が付かなかったですが、実際に1ヶ月経ったので何をしているかまとめてみました。

「男が育休取って何するの?」と聞かれることも多いので、今後育休を取ろうとする人の参考になるような内容になればと思います。

目次

我が家の状況

第一子の誕生とともに、夫婦で1年間の育休を取得しています。夫婦ともに理解ある職場に恵まれ、お互いスムーズに育休を取得することができました。(本当にありがたい…)

お互い大阪で働いていたのですが、二人とも実家が群馬であり両親ズも仲良しという背景から、思いきって引っ越し。育休中は両親ズの近くに引っ越し、じいじばあば達とも会える状態で赤ちゃんと過ごしています。

目指している家庭環境は、妻が毎日笑顔で過ごすことができて、妻の笑顔によって私も子供も幸せに過ごすことができる環境です。

育休中にしていること

1ヶ月の段階でミルクは卒業しました。

では、わたし(夫)の育休中にしていることを挙げてみます。

家事

掃除、洗濯、食事の準備などなど、生活する上で発生する家事は、日によってタイミングによって、妻とわたしで、出来るほうが担当しています。特に役割分担は決めてないですが、妻のほうが料理は得意なので、わたしは片付けに徹することが多いなど、いい塩梅でバランスを取っています。

育児

・おむつ交換
・ミルク作り ※1ヶ月のタイミングで完母に移行したため役目終了
・沐浴
・寝かしつけ

授乳以外の育児は、家事同様、妻と日によってタイミングによって、できる方が率先して対応しています。ただ育児において、(妻の)授乳の時間の割合が多いことから、なるべくできることは積極的に関わっています。

※だって男性ができることってそれくらいですからね…

関連記事: 【育休日記9日目】パパの生きる道はミルクとオムツ替えと沐浴にある

仕事

育休中に会社からいくつか仕事を頂いているので、週に3~4時間程度仕事をしています。リモートでできる作業なので、ありがたいです。

妻のケア

産後3週間くらいまでは、妻は出産のダメージで思うように身体が動かせません。そんなときこそ夫の出番で、妻が笑顔で赤ちゃんに接することができるよう、妻の手となり足となり、できることをサポートします。

育児中ってホント些細なときに人の手が借りたくなる(ガーゼ取ってほしいとか)ので、人の手があるって大事です。育休中の旦那さんのすることとして、この妻のケア(特に完全母乳を目指す場合)って、実はかなりの重要なのではないでしょうか。

プライベート

スキマ時間には、自分の好きなことを。ブログを書いたり、株のトレードしたり、ランニングしたり、本を読んだり、妻と撮りためたドラマを見たりしています。

一日のスケジュール

育児日記、+がお世話タイム

一日のスケジュールは、育児日記通り、日によってバラバラ過ぎてスケジュール性はありません。少なくとも、生後0日から1ヶ月の赤ちゃんと一緒にいると、予定通りという日はまずないでしょう(笑)一日の記憶がバランスボールで寝かしつけという日も出てきます。

ただ夫婦二人で育児に関われていると、体力的にも精神的にも余裕が生まれるので、一日家事育児に追われて、自分のことがまったく手に付かないという状況にはなりません。

これが一人だと、 自分のことがまったく手に付かないという状況は、往々にしてあり得ると思います…

育休を取ってよかったか

バランスボール乗車率高し

この答えは、育休の取得経験者なら十中八九「YES」と答えると思います。だって、かわいい我が子と、そして妻とも毎日一緒に過ごせるのですから。

誰しも初めての育児は、分からないことだらけ。にも関わらず、背負っているものは大事な命です。分からなかったからで、取り返しの付かない事態になることは、親だったら絶対に避けたいはず。

そんな良くも悪くもプレッシャーを抱える日々を、夫婦で臨めることはとても心強いことだと思います。

男性の育休は1ヶ月で足りるのか

月イチカレンダーサービスのレター、いい!

こちらは夫婦がどんな家族を望むかによって、答えが全然異なってくるかと思います。足りる足りないで話すと、男性の育休取得率が5%前後、数年前は皆無の状態だったので、男性が育休を取らなくても子供は育つわけです。現にわたし育ちましたし(笑)

もちろん母親たちが大変な苦労だったと思うのですが。

なので大事なことは、夫婦でどんな家族を望むかしっかり擦り合わせておくことだと思います。

例えば我が家のケースでは、私が育児に関われるだけ関わりたい、その方が妻との関係も良好に保てるだろう(妻とずっと仲良しでいたいw)し、自分はそんな家族像を望むという強い想いから、育休を取得しています。

なので、1ヶ月で足りるのかと聞かれると全然足りません(笑)1ヶ月だと、やっと赤ちゃんがいる生活に慣れて、外出も可能になり始めるころ。日に日に成長する我が子を、まだまだ妻と一緒に近くで見守りたいです。

※慣れの観点だと、1ヶ月赤ちゃんと一緒に生活していると、赤ちゃんがいる生活には慣れてくると思います。

育休に対する妻の声

妻目線で

ここまでは、わたし(夫側)の一方的な話しでしたので、妻の声も紹介します。ちょうど一ヶ月経った頃、妻にこんな質問をしてみました。

わたし(夫):一ヶ月経ったけど、この生活で辛いこととか困っていることはないかい?

妻:おかげさまで全然ない。二人で育児に携われていることが、気持ち的にもゆとりができていいね。常に赤ちゃんをかわいいかわいいって思えるし。これが一人だったら、辛いってときがあったかも。

ということで、我が家では夫婦ともに、育休を実際に取得してみた結果はポジティブ。ネガティブ要素一切なしでした!

男性が育休前に身につけるとよさそうなこと

どこでもいつでも寝れるのは結構大事

おむつ交換やミルク、沐浴など子供に纏わることは、実際に育児が始まってからでも身に付きますので、心配しなくて良さそうです。
※わたしも心配でしたが、大丈夫でした。

育児本やプレパパママ教室などで、イメトレしておくに越したことはありませんが、所詮イメトレなので実践で何とでも身につくと思います。

健康なカラダ作り

赤ちゃんを抱っこしたり、睡眠不足が続いたり、不規則な生活が続いたりと、体力が必要な時期です。筋力や体力を付けるよう、健康なカラダ作りはしておいたほうがよいかと。

スキマ時間を楽しめるスキル

これ、結構重要かと。特に今まで外で過ごすことが多くて、家での過ごし方があまり慣れてない人とか。

夫婦で育児をしていると、スキマ時間が結構見つけられます。そのスキマ時間でやりたいことや楽しめるスキルを身につけておいた方がいいかなと。

じゃないと、育児家事以外の時間にそれこそ何するんだって状況になりますからね…体力回復のために常に寝ているっても限界あるでしょうし。

すぐ寝れてすぐ起きれるスキル

赤ちゃんは昼夜問わず、約3時間おきにグズります。夜中寝付かないことも当然ありますし、赤ちゃんが昼夜のサイクルを身につけるまでは睡眠がコマ切れになることは間違いありません。

昼でも夜でもすぐ寝れて、すぐ起きれる。女性は妊娠すると子供のそんな状況に向けて、ホルモンが作用して、不規則な日常でも多少耐性を備えることができると聞きますが、男性はホルモンが作用してくれません。

いつでもどこでもすぐに寝付けるスキルがあると、いろんな部分で役立ってくるかと。

※どうやって身に付けるかは分かりませんが…

育休開始から1ヶ月経って思うこと

シンクロが微笑ましい

子供が生まれて、育休が始まって1ヶ月経って思うことは、毎日子供と妻と一緒に過ごすことができて、本当に幸せだなということ。

こんな贅沢な時間を過ごしていいのでしょうかと思うくらい、毎日幸せに過ごしています。写真もいっぱい撮れますし(笑)

初めての育児は、分からないことばかりで毎日不安の連続です。

「お腹減っているから泣いているんだー」と赤ちゃんが話してくれたら別ですが、何で泣いているか分からない状況って、心配も重なり、本当に辛い。そんな赤ちゃんとの生活に慣れるまで、ある程度の時間が必要だと思います。

その慣れるまでのある程度の時間を、誰かと過ごせるかってとても重要なポイントだと思っています。

我が家のケースでは、夫婦で育休を取れて本当に正解でした。そしてこの記事が、育休を迷う家族に届きますように。