【報告】育休明けは家族と群馬で暮らしていくことになりました

身近な方へご報告も兼ねた内容になりますが、タイトルの通り育休明けはこのまま地元群馬で暮らしていくことになりました。

早いものでまもなく1年間の育休期間が終わります。

当初は職場のある大阪に戻る予定でしたが、コロナ渦を群馬で過ごしていくうちに気持ちの変化が起き、このまま群馬で暮らしていく方法はないかと模索していたここ数ヶ月。

最終的に仕事をどうするかが問題でしたが、ありがたいことにわたしも妻も会社の理解を得ることができフルリモートでの勤務が実現しそうなので、今回の決断に至ります。

決断に至る背景や気持ちの変化など自分でも興味深いことが多かったので、「なぜ(地元の)群馬に」を中心に書いておこうと思います。

目次

我が家の現状

はや10ヶ月経過

2019年8月に第一子が生まれました。

第一子の誕生に伴い、夫婦で一年間の育休を取得。

二人とも大阪で働いていましたが、育休期間中だけでも両親や親族たちの近くで子育てしようと考え、夫婦で里帰りしています。

わたし(夫側)の実家目の前のアパートを借りて、両親と近居暮らしを実践中です。

※ちなみに妻の実家も車で20分くらいの距離感で近い。

なぜ育休中に里帰りしたか

懐かしのファミリーフォト

理由は主に2つです。

・初めての育児を万全の体制で臨みたかった

・それぞれの実家や兄弟の家が近くで良好な関係を築けていた

大阪で出産をした場合、周囲に頼れる親族がいない状況だったのでやはり不安がありました。

第一子ということで妻もわたしももちろん育児は初心者。

群馬に戻ればそれぞれの両親たちもいるし、近い年齢の子どもを育てる兄弟たちもいて家族間の関係も良好だったので、その環境で子育てできたら楽しい暮らしができるのではと考えました。

※両親たちに対しても孫と頻繁に会えることは喜んでもらえるかなという期待も少々。

コロナ渦での気持ちの変化

ああ、しあわせ(笑)

育休中、群馬での生活はそれはそれは充実した毎日を過ごすことができました。

やはり両親や兄弟が近くにいて姪っ子や甥っ子たちとも遊べる暮らしは、心が温かくなるというか気持ちに充足感が満ち溢れる日々。

かわいい我が子、かわいい甥っ子姪っ子、そして一緒に見守る親族たち。

充実した暮らしに変わりはなかったのですが、当初、育休明けは仕事もあるので街としても気に入っている関西に戻ろうと思っていました。

ただコロナ渦における社会情勢の混乱や変化のなか、関西に戻らず群馬で暮らし続けるという選択肢が頭をよぎるようになります。

「どこでどんな暮らしが今の私たち家族にとってベストなのか」

仕事のこと、子育て環境のこと、毎日の暮らしのことなど総合的に考えたとき、密集した都会の暮らしではなく、地方での暮らしも魅力的なのではと思い始めます。

地元群馬が魅力的に思った理由

両親や兄弟が近くにいる

甥っ子姪っ子たちとよく遊ぶ

我が家はありがたいことに両親や兄弟との関係が良好です。

双方の両親たちも仲良しで行事ごとに一緒に飲み会をしたり、旅行に行ったりしているほど。

妹と義姉にはそれぞれ2歳の甥っ子姪っ子がいて、週に1,2回以上は家族ぐるみで遊んでいたり。

そんな両親や兄弟たちが近くにいる暮らしは、子どもが生まれる前はそれほど魅力を感じることはありませんでしたが、子どもが生まれてからというものとてつもなく尊いものだと思うようになりました。

子育て×車社会=最強?

運転席に大興奮!

群馬は車社会。

やはり子育てにおいて車社会は相性抜群です。

車があるだけで行動範囲が広がりますし、地方の車社会であればどこに行ったとしても駐車場が用意されているので、休憩したいときも安心。

都心に近いと車の維持費が馬鹿にならないし、渋滞や駐車場高い問題も気になるところ。

ちょっと子どもを連れて出かけたいときにプライベート空間である車で移動できる暮らしは、子育て世帯にとってはありがたい環境だなと思います。

ローカル>アーバン

アーバンな大阪の街並み

子どもが生まれる前はアーバンな暮らしを好んでいましたが、子どもが生まれてから一気に興味が薄れました(笑)

それこそ夫婦だけのときは、都心部に住んで流行りのスポットに行ったり、TVや雑誌に載っていたお店に気軽に行けたり。

※お恥ずかしいはなし、「どこ住んでるの?」「神戸!」とかドヤってみたかったり(笑)

ただ子どもが生まれてそんな暮らしへの憧れは一気に吹き飛びます。

求めることは、流行りのスポットやTVや雑誌に載っているお店よりも快適にそして安心して子どもと過ごせる場所。

車通りの少ない道だったり、公園だったり、個室のお座敷があるお店だったりと、求めることが変わってきました。

ローカルだからそれが実現できるというわけではありませんが、少なくともアーバンよりローカルのほうが子どもとの時間は過ごしやすそうと思っています。

リモートの可能性

ドーナツ作りすらリモートの時代

コロナ渦において、リモートの可能性を感じる体験をすることが多々ありました。

もともと仕事はリモートでの業務が多く、比較的リモートワークには慣れていましたが、コロナ渦における社会の価値観の変化とともに、より可能性を感じることになります。

場所を問わず働けるようになるのであれば、密集した都会でなくとも土地が有り余っている地方でも働けるのではないか。

それこそ実家には遊んでいる部屋がいくつかあって、そこを仕事場にリノベーションしてもいい。

もちろん社会の価値観が一過性のものかもしれませんし、自分のスキルで続けていけるかという問題もありますが、それでも地方で仕事の幅が広がる可能性を感じています。

仕事について

群馬での暮らしを続けたいとはいえ、仕事をどうするかが大きな問題でした。

現職でフルリモートで働いている人は当時ゼロ、会社に認めてもらえるかという点は不安を感じていました。

※その後コロナの影響でだいぶリモートが推進されました。

ただ思い切って代表に相談したところ、二つ返事で前向きな解答をもらえ、群馬で働いていく方法を一緒に考えてもらえることに。

「本人が決めたことを無理やり変えることは難しいだろうから、その決めたことを会社として実現できるか一緒に考えてみよう」

ありがたいことに面談ではそんな一言を言ってもらえて、業務内容などを整理した結果、群馬でのフルリモート勤務を了承してもらえました。

(本当にありがたい…泣。社長、同僚のみなさんに心から感謝申し上げます!)

いま、考えられる理想の暮らし

一人暮らしのときや夫婦でいるときは、ソーシャルアパートメントでの暮らしが比較的理想に近いと思っていました。

ただ子どもが生まれると結果的に違った環境を求めることになります。

私たちが行きついた暮らしが“地元で両親や兄弟との近居暮らし”。

夫婦で地元が近かったからこそ実現した暮らしですが、やはり両親や兄弟が近くにいて子どもを見守れる環境はとても恵まれているなと。

これからまた違った暮らしに興味を持つかもしれませんが、いまはこの暮らしが理想だと思うのでしばらくはこのまま群馬で暮らしてみようと思います。

群馬のみなさま、そして関係者のみなさま、引続き、内山家をよろしくお願いします。